白内障の日帰り手術

白内障手術は日帰りが主流

白内障が進行すると、視力を回復させるためには手術が必要になります。

手術と聞くと、痛みやリスク、ご高齢の方ご自身の体力を心配される方もいますが、過度に不安を抱くことはありません。点眼麻酔が行われるため痛みはほとんどなく、手術の所要時間は10~20分ほどと短時間。いまでは入院を伴わない日帰り手術が主流になってきています。

日帰り白内障手術

手術は火曜日午後、木曜日午前に行っています。

 

術前2回と、術後第1週目は1~2回、その後約1ヶ月毎週1回程度の通院できる方が適応です。

 

当院では、LASIK術後、乱視用眼内レンズ、またご希望者で適応のある方には多焦点眼内レンズなども行っています。
なお、多焦点眼内レンズでは、先進医療機関に認定されております。

白内障の日帰り手術の流れ

初診案内

1. 眼科受診

視力検査や採血、眼の状態、水晶体の状態、眼底の状態、眼科疾患の有無など各種検査し、日常生活での見え方、日常生活で支障がないかを確認します。基礎疾患の有無や常用薬についてもご質問します。

2. ご説明と治療方針の相談

検査や医師の診察後、患者様の目の状態をわかりやすくご説明し、治療方針をお話しします。ご不明な点がありましたら遠慮なくご質問ください。

3. 手術予約

視力検査の結果、目の状態、白内障に対して患者様の感じる不自由さを踏まえて手術を決定します。重大な基礎疾患があり、手術に入院の必要と判断された場合には入院できる高度医療機関をご紹介しています。

4. ご同意

日帰りでも受けることのできる手術ですが、手術にリスクはつきものです。当院では起こりうる可能性のあるリスクについて詳しくご説明し、同意いただいてから手術を行っております。

5. レンズの選択

眼内レンズには、様々な種類のものがあります。交換やお手入れなどの必要はなく生涯使い続けられるものですが、手術前に見え方を試すことはできません。単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、患者様の状態や生活状況により、適切なレンズをご提案させていただきます。

6. 手術前の診察・検査

検査の内容としては、手術の際に眼内に挿入するレンズの度数を決める光眼軸検査や、採血などになります。手術やその後の受診スケジュール、注意事項、事前に使用する点眼薬の使い方などご説明いたします。何かわからないことがありましたらお気軽にご質問ください。

手術当日

7. 手術当日

ご自身のご予約時間にご来院いただき、受付いたします。その後手術までの間に点眼薬を使って瞳孔を広げ、消毒・洗眼・点眼麻酔を行って手術に入ります。手術自体は約15分で終わります。

8. ご帰宅

手術後は少しお休みいただいてからご帰宅となります。ご帰宅後は安静を保ち、医師の指示をしっかり守ってお過ごしください。手術翌日には経過観察を目的としてご来院いただきます。しばらくは感染症に気をつけながら過ごし、問題がなければ徐々に通院間隔を空けていきます。通院完了までは手術から約3か月が目安です。

手術中の流れ

水晶体の前嚢切開
水晶体の前嚢切開
核の乳化吸引
核の乳化吸引
人工水晶体の挿入
人工水晶体の挿入
手術の完了
手術の完了

日帰り白内障手術のご案内(動画)

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